EX-KIDSカーとはなんぞや?、と思われると思いますがMTMの走行会で10年以上前からやってる手軽に組めてそして奥の深いローカルレギュレーションの「KIDSカー」を現在のダッシュモーター(10年前はレースではチューンモーターしか使えませんでした)やカーボンパーツ(こちらも出回りだしたのは5年ほど前からです)を使えるように新しく作ったルールです。
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現在(2018/06)のMTMホビーの店内常設コースはバーニングLCのフルフラットになってますのでブレーキとか関係なくカッ飛びコースです、なので普通のマシンを走らせる限りはコースアウトする事もなく淡々と走ってしまいます(^^;、という事で気軽に普通じゃない速度まで出せる超カッ飛びマシンをEX-KIDSカーで制作できるようにちょっとだけご紹介を・・
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KIDSカーって後にタミヤ純正で発売されたファーストトライパーツとほぼ構成は同じですが、今回のマシンはフルフラットコース用に4ローラーで強化プレートは2枚という更に簡素な内容です、本来EX-KIDSカーなのでカーボンプレートや車軸のベアリングもOKですが、新品パーツ投入するとお金も掛かるのでまずはベースマシンの制作って事でARシャーシをフルノーマル(そこら辺に転がっていた新品パーツだけど・・)で組み立てて前後にFRPプレート、それにフルフラットマシンっぽく830ベアリングを4ローラーで制作して見ました。
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走らせてみた所、ニッケル水素電池満タンで6.95秒、コース全長が57.19mなので1秒間に進む距離は秒速8.228m/sec(57.19/6.95=)って速度が出ました(モーターはスプリントダッシュです)、もうちょっとマシンを最適化してアタックすればもう少しはタイム縮まるかな?・・でもこのくらいのタイムからは速すぎてコースからミニ四駆がブッ飛び出しますよw、ちなみに今年の2月に開催したMTM 第2回DASH-1大会では同じようにバーニングLCを付けた午後の部でEX-KIDSカークラスの優勝者が秒速8.71m/secを記録されているのでまだまだ1秒間で50cm近く速く走らせられる可能性がありますね。

【 参考 】
ダッシュ立体コースでは 秒速4.5~5.5mくらい
カツフラチューンマシンで秒速7.0~7.8mくらい
フルフラチューンマシンで秒速7.8~8.5mくらい
第2回 DASH-1 バーニングLCで9.0~9.96mでした。


ミニ四駆って駆動系というか、限られたパワーをどこまで効率よく引き出せるかが一つの鍵になっています、例え立体コースで同じ速度で走らせても駆動効率の良いほうがバッテリーのタレも少ないし色々と有利に成りますね、またいわゆる「抵抗抜き」って改造の殆どは「抵抗増し」になっているようですね(^^;、KIDSカーだとあんまり激しい改造をやっても効果が出ない(抵抗に成ってる?)ので、その辺り良く解りますw

それに実際にはコースアウト必須の立体コースではなかなか駆動系を煮詰めるのは難しいと思うので、フルフラットなら思う存分駆動系を見直せるのでもし機会があれば一度走らせに来てくださいね(^^


店内リザルト更新 (2018/06/06)
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コース組み替えたばかりでまだ皆さん殆ど走らせに来ていませんがEX-KIDSカーのワンメイククラスも開催しています、試しにKIDSカーのチューンモーターをダッシュモーターに変更して走らせてみて、その速度差を確認しても良いですね、下手するとご自分のオープンマシンを凌駕するタイムが出るかもw



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